うめクルの「乗車感覚」とは?ママチャリとの違いは?
ここからは、うめクルの乗車フィーリングを深掘りしていこう。
- 電動アシストの万能性:主に、万が一のバッテリー切れを想定
- カーブ走行時の安定性:車体からの情報を掴めるか
- ブレーキの安定性:迅速かつ安定して車体を止められるか
数時間走り込んで初めて気付く、うめクルの意外な側面が明らかになる。
電動アシストに課されたリミッターの正体
「電チャリはアシスト全開なら速いでしょ?」とは、誰しも考えることであろうが、実は車速に対してリミッターがかかる仕様になっており、
無制限にアシストが効かないようになっている。
電動アシストは信号ダッシュで最強
うめクルをはじめとしたいわゆる電動自転車は、法規上10km/hを超えた時点より徐々にアシストの介入が減り、
それに伴いペダルが少しづつ重くなる感覚が出てくる。
そして24km/hに到達する頃には、アシストの介入がゼロになり、ペダルの抵抗感だけが急増し、後ろから引っ張られるかのように車速が伸びなくなり、
その傾向は下り坂でも同様で、見えない壁となる。
ではアシストを介入させずに走行すると?
ここでは、主にバッテリー切れまたは残量が少なくなった場合を想定し、乗り手の脚力のみで走れるかを確かめる。
結論から申し上げると、「チェーンやモーター等各駆動パーツ」の回転抵抗を上回る力を、ペダルにかけることで、ペースは落ちるものの走行自体はできる。
但し、速度や勾配率に応じた適切なギアの選定が必要で、変速機構の癖を踏まえた操作が、スムーズな走行につながる。
アシストが介入した時とは異なり、低速走行時に1速が扱いやすく、逆に3速では速度が上がるにつれ駆動抵抗が増えて、体力消費が一気に進む。
カーブ走行時は安定性が優位
峠道ならではのカーブが連続する区間において、特にママチャリと異なる安定感を見せ、時折知らず知らずのうちにペースが上がることも。
電動アシストとの相乗効果で快適に峠道を走れる分、ペースの上げ過ぎに注意。
路面のギャップを吸収するが、油断は禁物
うめクルの車重が効いているのか、ハンドルが一気に切れ込まず、荒れた路面や濡れた路面でも安心して曲がることができる。
ハンドルグリップ位置が比較的低いことも、挙動の安定感に貢献しているが、立ち漕ぎをする際には体を左右に揺らし過ぎないように注意したい。
ハンドルグリップにも秘密があった
ハンドルグリップの感触が、硬めのスポンジを握っているように感じられる場面があり、特に雨の時に滑り止めとして機能する。
ここが実用車としての大きな美点である。
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ブレーキで迅速かつ安定して車体を止められるか
乗り物における三大要素である
- 走る:電動アシストによる発進加速や、アシスト非介入時の走行抵抗
- 曲がる:意図した通りのハンドルの切れ込みかたや、前輪の接地感
- 止まる:狙った位置に停まったり、前後の制動配分がどれくらいか
のうち、車重の影響が最も強く出るのが「止まる」の要素である。
前輪ブレーキが強力に効く
ママチャリの前輪ブレーキは、パニックブレーキによる前転を防ぐために、効力が弱く設定される傾向にあるが、
車重のある電動自転車においては、確実に減速・停止させるにあたり、ママチャリよりも前輪ブレーキが強化されており、
レバーを握った分だけカッチリ効いてくるので、安心感が非常に高い。
ダウンヒルはポンピングブレーキでさらに安心
車重のある電動アシスト自転車で長い下り坂を降りる際、スピードへの恐怖心からブレーキレバーを握りっぱなしにしがちだが、これはブレーキの過熱(フェード)により、
ブレーキの制動力を喪失する危険性があり、レバーを一定のリズムで「短く強く引き、放す」ポンピングブレーキの操作が非常に活きてくる。
快適でエキサイティングな走行もまずブレーキから
信号ダッシュで圧倒的な加速を発揮し、平地での3速固定走行を可能にする電動アシストも、峠道や雨天でも安定した挙動を見せるハンドリングも、
ブレーキによって支えられていると言ってよいほど、車重に合わせたブレーキの設定は絶妙であり、速度域に対しても的確に制動力が立ち上がる点は、高く評価できる。
ただし過信し過ぎると、車重がブレーキに与える影響を忘れてしまうので、早目早目にブレーキを操作することが好ましい。
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