日常の「隙間」にふと生まれた、激走のきっかけ

仕事やプライベートの合間に発生した隙間時間に、「日没までのわずかな時間でどこまで行けるか」急に試してみたくなり、普段使いのママチャリで遠方まで足を伸ばそうと決めた。
「大河川を橋梁で渡る」という、日常の中の非日常に不意に引き付けられ、テンションと走行ペースが徐々に上がっていき、良好な路面にも助けられ、疲労感を忘れコンビニ休憩まで快走した。
平地に隠された急勾配のトラップ
ここまでの道のりは、主として時間の制約もあり、若干ペースを上げ気味だったが、大河川の堤防が壁のように立ちはだかるのを見た瞬間、地形ゆえのトラップであると認識した。
平野の中に突如現れる構造物。その高い堤防へと駆け上がる坂道は、それまでの平坦な道のりで油断していた足腰に容赦なく負荷をかけてきた。日没が迫る中で、ペダルを踏みこむも、さながら山間部のような負荷に、ペースもガタ落ちすることになる。
そしてまた日常へと回帰する

渡河という「非日常」のピークを過ぎると、残されているのは刻一刻と迫る日没と、疲弊した体で帰路を乗り切るという現実。
往路で堪能できたあの良好な路面に対し、幾分荒れていたのだが、そのことを差し引いても、ただでさえ疲れているというのに、さらに体力が削られ、ここにもトラップが潜んでいた。
周囲が徐々に暗闇に包まれる中で話をまとめると、「丸1日使ってガッツリ楽しもう」とせずとも、隙間時間の中で「どれだけ楽しさや気付きを凝縮」するかを考えるだけで、いつもの場所や移動手段が「非日常」へと変わる瞬間が数多くある、という事。
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